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2016.06.07

県建協支部会員らが参加/阿賀川で県水防訓練

今年度の県水防訓練が5日、会津若松市北会津町蟹川地内の阿賀川河川敷で行われた。主催は県、共催は阿賀川水防連絡会、北陸地方整備局阿賀川河川事務所、喜多方市、会津若松市、会津坂下町、会津美里町、下郷町、西会津町、湯川村、猪苗代町、北塩原村、後援は県治水協会。
訓練は水防活動の知識や技術力向上、市町村の水防体制強化、住民の水防意識向上等を目的としており、今回、県と市町村、喜多方地方広域市町村圏組合消防本部、県消防防災航空センター、県建設業協会喜多方・猪苗代支部などから約500人が参加した。
大河原聡県土木部長が統監となり「近年、集中豪雨による洪水災害が増えソフト・ハード両面の対策がますます重要になっている。被害を最小限に抑え県民の命と生活を守るため地域の水防体制に万全を期してほしい」と訓示。副統監の安井辰弥阿賀川河川事務所長は「昨年9月の関東東北豪雨では、地元消防団の協力で浸水被害を最小限に食い止めることができた」とし、山口信也喜多方市長も訓練の重要性を述べた。水防功労者として、喜多方市消防団が表彰を受け た。
訓練は前線停滞による阿賀川上流への集中豪雨で水量が増加し、堤防を侵食し氾濫の危険性が高まったという想定。実施した水防工法は木流工、シート張工、積土のう工、月の輪工、大型土のう工で、内水排除訓練やヘリコプターによる人命救助訓練も行った。


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