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2016.07.04

仮設再利用公営住宅で内覧会/会津若松建設事務所

会津若松建設事務所が会津若松市城北町に整備中の復興公営住宅・城北町団地の一部(4棟8戸)がほぼ完成し、3日に内覧会が行われた。
会津方部で年貢町、白狐町に続く市内3地区目のW造建築の復興公営住宅。木造応急仮設住宅(城北町)を解体後、その屋根材や木材を一部再利用する県初の事例。全体で21棟(30戸)と集会所1棟。荒川建築設計事務所が実施設計を担当し、全体工期は8月末を予定している。
内覧を行った4棟8戸は1棟2戸タイプ(1棟あたりW造平屋86・12平方㍍)で、他棟はAタイプ(W造平屋69・56平方㍍)1棟1戸、Bタイプ(同)11棟11戸、新築住宅(W造2階建て1棟2戸延べ139・12平方㍍)5棟10戸、集会所1棟(W造平屋95・47平方㍍)。入居開始は全棟とも9月1日以降となる。
市内に整備を計画する県営復興公営住宅は全134戸で、27年度末までに89戸が完成した。秋口に白虎町2地区の15棟(15戸)も完成するため、今年度で会津地区の全戸が完成する。
内覧では、澁谷修同事務所建築住宅部長が入居予定の富岡、双葉、大熊、浪江各町の家族に説明した。8月上旬に全体の説明会を行う予定。
入居予定の町民らは「廊下があり一般的な1LDKより広く感じる」「木材が多く使われ山小屋風の感じで非常に良い」「小屋裏収納(ロフト)があり物が多く置ける」など感想を述べていた。


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