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2016.08.02

県建設業協会/会津で親子現場見学会

県建設業協会は29日、会津若松市で第4回親子現場見学会を開き、建設業の魅力を発信した。会津地域の親子12組33人が参加。復興公営住宅・城北町団地、国道118号若松西バイパス・新湯川橋の建設現場を見学し、カンナがけや鉄筋結束なども体験した。
子どもと保護者に、普段見る機会の少ない建設現場の見学を通して、建設産業に興味を抱いてもらい、イメージ向上や入職促進につなげようと、25年度から毎年開催している。今回は「未来をつくる!地域を守る!建設業ってすごい!」と題して、会津地域の小学3~6年生を募集した。県が後援、Change!どぼく実行委員会が協力した。
参加者は、木造応急仮設住宅を一部再利用して建設中の復興公営住宅(城北町団地)建設工事現場を訪問。木造の住宅内外部を見学した後、施工する会津土建社員の指導でカンナ掛けやのこぎりの使い方などを体験した。
矢田工業が施工する若松西バイパス・新湯川橋上部工工事現場では、3班に分かれ①高所作業車の試乗②鉄筋結束③トルシア型高力ボルトの本締め―を親子で体験。安全帯を着けて高所作業車で地上高さ15㍍からの眺めを楽しんだほか、組んだ鉄筋に手作業で針金を結び、ものづくりの大変さを実感した。機械を使ったボルト締めではあっという間の作業に笑顔を見せながら驚いていた。
昼食を兼ねて大内宿を見学した後、大川ダムでダムの役割などを学んだ。
移動するバスの車内などで、見学した建設現場の発注者である会津若松建設事務所職員や、小野太成委員長はじめChange!どぼく実行委員会のメンバーが工事概要や建設産業の役割などを説明した。


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