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2016.09.07

復興拠点に道の駅機能/浪江町と磐城国道が協定

浪江町は5日、町の復興拠点に計画している交流・情報拠点施設整備事業の主要機能として、道の駅を整備するため東北地方整備局磐城国道事務所と協定を締結した。
建設地は国道6号と114号が交差する幾世橋字知命寺地内の約3・5㌶。町の復興・創生に向けて地域振興・情報発信ゾーン、子どもゾーン、景観ゾーンを整備する方針。これに道の駅機能を加える。道の駅は31年度完成予定。
拠点施設はA棟約2030平方㍍、B棟約1600平方㍍。6月4日から地権者説明を開始しており、29年度に用地買収、30年度に造成工事に入る。31年度に第1期、32年度に第2期建築工事を行う予定。基本設計業務はオリエンタルコンサルタンツ・関・空間設計・アサノ大成エンジニアリング設計共同体に決定している。履行期限29年3月24日。
締結式は役場本庁舎で行われ、馬場有町長と松田和香磐城国道事務所長が協定書に署名し握手を交わした。馬場町長は「帰還する町民にとって心の拠り所となる施設。現在、町では多くの復興事業が同時並行で進んでおり、今後5年間が正念場。道の駅整備はシンボリックな事業となる」とあいさつ。松田所長は「きょうは町と連携して進める事業の第一歩となった。一日も早く地域の皆さんに利用していただけるよう取り組む」と述べた。
※松田所長(右)と馬場町長


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