福島建設工業新聞社

県立郡山北工業高校の創立40周年記念式典は15日、同校第一体育館で行われ、歴代校長や同校発展に貢献した関係者に感謝状を贈呈した。
来賓の金子恵美衆議院議員、今井久敏県議会議員、在校生、職員など約1100人が出席。同校の木田英男校長はこれまでの歩みを振り返り「約2万4000人の優秀な技術者を輩出。国内外に問わずあらゆる分野で力を発揮している。内閣総理大臣賞ものづくり大賞受章や文化部、運動部の全国大会出場など文武共に活躍し、多くの実績を残してきた。同校のさらなる飛躍、発展のため一丸となってまい進したい」とあいさつ。
古川弘同校創立40周年記念事業実行委員長・同窓会長は「郡山工業高校と郡山西工業高校の歴史と伝統を受け継ぎ、郡山北工業高校が誕生した。恵まれた環境で技術や知識を学び、世界の工業界をリードする人材となってほしい」と述べた。来賓の今井県議議会員、久保田範夫県高等学校協会長(県立安積高等学校長)が祝辞を述べた。歴代の校長や同窓会長、功労者らに感謝状を贈呈し、節目の年を祝い合った。式典後、菊池功菊池製作所社長が「ロボットにかける夢」と題して記念講演した。
同校は郡山工業高校と郡山西工業高校が統合し、昭和52年に県立郡山北工業高校として郡山市八山田地内に誕生。今年、創立40周年を迎えた。