トピックス

2016.11.09

最優秀に宮川小・重巣さん/県橋友会第4回橋の絵コンクール

県橋友会(成田正樹会長)は、県内の小学生を対象に実施した第4回橋の絵コンクール「わたしのふくしま『ゆめのはし』2016」の表彰式を3日、郡山市日和田町の県農業総合センターで行い、鶴ヶ城の橋と会津の四季を描いた「四季折々」で最優秀賞に輝いた重巣楓(じゅうす・かえで)さん(会津美里町立宮川小学校・6年)ら入賞者に賞状と記念品を贈った。復興庁、県、県教育委員会、東北地方整備局福島河川国道・郡山国道・磐城国道各事務所、福島建設工業新聞社などの後援。
コンクールは、子どもたちに、自分たちのふるさと「ふくしま」への関心を高めてもらうとともに、東日本大震災からの復興に向けて、夢と希望を持つ機会を提供したいと25年度から実施している。県内の小学生を対象に絵画を募集し、今回は参加校、作品ともに過去最多の143校、1480点の応募があり最優秀賞1点、優秀賞3点、金賞3点、銀賞6点、銅賞9点、県橋友会特別賞30点の合わせて入賞52点を選んだ。
表彰式には来賓、保護者も含めて約200人が出席した。成田会長が「いろいろな材料やテーマで創造性豊かな橋を架けてくれた。夢のある絵からふくしまの未来を感じ取ってほしい。橋は身近な友達。私たちはこれからも安全で安心な橋を架けていきます」とあいさつ。来賓の鈴木伸夫県土木部技術管理課長が「橋の絵と希望を結びつけたコンクールを通して、人々の生活と心をつなぐ橋の大切さを知ってください」と祝辞を述べた。成田会長が入賞者全員に賞状を贈り、受賞者を代表して重巣さんが「私の絵で、一人でも多くの人が会津の自然に興味を持ち、会津に足を運んでくれたらうれしい」と受賞の喜びを語った。審査委員を代表して国際アート&デザイン専門学校の中野寿郎校長が総評を述べた。
入賞作品は、福島空港をはじめ新東京国際空港など全国の空港などに展示する。
最優秀賞以外の入賞作品は次の通り。※名前、作品名、学校名、所在地など
◆優秀賞▽伊藤遥輝「きりんのはし」(河内・郡山)▽宗像心暖「豊作の橋」(富田東・同)▽安齋朴音「さくらさく太鼓橋」(須賀川第二・須賀川)◆金賞▽近内駿天「光の中の海の橋」(信夫第二・白河)▽粂井新「うきうきうちゅうのピアノばし」(同・同)▽佐々木里桜「夜空にかがやくゆめのはし」(富田・郡山)◆銀賞▽田村羽夏「みんなをつなぐクラゲのはし」(堂島・喜多方)▽吉田陽仁「ロケットのはしをわたったよ」(河内・郡山)▽吉田菜月「うちゅうまでとどくカラフルのはし」(滑津・中島)▽伊藤瑠美「ふくしまくだものゆめのはし」(大成・郡山)▽大橋怜奈「湯ノ上橋」(田島・南会津)▽加藤楓彩「ありがとう蓬莱橋」(杉妻・福島)◆銅賞=亀井椋太(門田・会津若松)大越紗智(伊達東・伊達)本柳結衣(矢野目・福島)前田真咲(須賀川第一・須賀川)伊藤潤(聾学校・福島)八木結南(勿来第一・いわき)横谷晴花(ザベリオ・会津若松)坂内香音(金山・金山)塩原京(日和田・郡山)◆橋友会特別賞=芳賀愛里(白河第四・白河)谷舞衣(笹谷・福島)猪越暖(白方・須賀川)吉田埜乃葉(安積第二・郡山)渡辺果奈美(本宮・本宮)亀井果歩(門田・会津若松)大橋結依(保原・伊達)星彪我(檜枝岐・檜枝岐)酒井康汰(芳山・郡山)関本創(高田・会津美里)小磯里奈(金透・郡山)鈴木智大(日和田・同)根本葵(船引南・田村)渡邉碩耶(船引・同)遠藤理功(飯豊・相馬)荒木颯也(杉妻・福島)岩崎成吾(稲田・須賀川)伊藤咲恵(上遠野・いわき)藤田琴音(平野・福島)山内菜々(石川・石川)小宮那菜(日和田・郡山)黒澤奈生(芳山・同)伊藤聖(大成・同)小林茉礼(富田・同)梶原翔太(矢吹・矢吹)瀬谷菜々子(吉子川・中島)有馬美桜(白河第三・白河)
※最優秀の「四季折々」


ニュース一覧

トピックス

ニュース一覧