福島建設工業新聞社

西郷村民屋内プールの竣工記念式典は15日、同村小田倉字蛇口1の4地内の現地で行われ、出席者は待望の運動施設の完成を祝った。
震災で被災した旧村民プールの解体跡地に、RC造平屋一部2階建て延べ1736・22平方㍍規模で改築。温水プール(25㍍×6コース)、幼児プール、採暖室、トレーニングルームなどを設けた。建築本体が福島県南土建工業、電気設備は仁平電設、給排水衛生設備は山田設備工業、空調設備は芳賀設備工業、くい打ちは東北ポール。設計は鈴木伸幸建築事務所。
佐藤正博村長、村議会議員、村内小学校の児童ら約130人が出席。佐藤村長が「多世代間の交流を深めることができる施設だ。運動を通じて心身ともに健康な体づくりをしてほしい」とあいさつし、来賓の白岩征治村議会長が祝辞を述べた。
佐藤村長、白岩議長、児童らがテープカットした。エキシビジョンとして水中エアロビクスを開催。AEAアクアフィットネスインストラクターの白土吉弘上級水泳指導員が講師となり、村内5小学校の児童100人が参加した。