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2017.02.22

優れた創造性たたえる/建築系高校卒業設計優秀作品を表彰

福島建設工業新聞社、県建築士事務所協会の共催による第9回建築系高校卒業設計優秀作品表彰式が22日、福島市のザ・セレクトン福島で行われた。5校15人に表彰状と盾、記念品を贈り、高校生活で培った優れた技術やアイデア、創造性をたたえた。県、県教育委員会の後援。
県内の建築系学科を有する各高校3年生の卒業設計の中から、特に優秀な作品を各校に推薦してもらい一堂に集めて表彰することで、生徒の建築設計技術や意欲の向上を図る。来賓の村井弘道県土木部建築住宅課長・日本建築学会福島支所長、鈴木武男県建設業協会専務理事、蛭田修二県建築士会長、平子恵俊県建築設計協同組合代表理事、阿部直人日本建築家協会東北支部福島地域会長が出席した。
主催者を代表し田中幸吉県建築士事務所協会副会長が「皆さんの3年間の努力の成果に、心から敬意を表する。これから皆さんの進路は実社会、学業等と異なるが、それぞれの道で一層研究や勉学に励み、県の復興と創生に貢献してほしい」とあいさつした。
村井課長は「受賞作はいずれも高校生活の集大成とも言える、アイデアや工夫にあふれた秀作ばかり。作品の製作に注いだ情熱や建築に対する熱意を忘れずに、今後の人生に大いに役立ててほしい」と祝辞を寄せた。
相澤隆福島建設工業新聞社代表取締役社長が一人ひとりに表彰状と記念の盾を手渡した。受賞者を代表して県立勿来工業高校の岩崎雄一郎君が「学習の成果を注ぎ込んだ作品が評価され、とても嬉しい。今後直面するさまざまな場面で受賞の経験を生かし、困難を乗り越えていきたい」と謝辞を述べた。
受賞作は3月22日、福島市のコラッセふくしまに展示し、一般に公開する。
受賞者、作品テーマは次の通り。
【県立福島工業高校】▽後藤蒼司「ナナメナギャラリー」▽石川史織「福島のPraha」▽今野翔也「福島の街並みに西洋の文化」【県立郡山北工業高校】▽会田結香「探索図書館~自分で見つけるじぶんだけの本を~」▽伊藤凜「Self way AQUARIUM」▽佐藤友香「須賀川城SA~高速道路が繋ぐ新しいシンボル」【県立会津工業高校】▽有田拓磨「非日常生活」▽佐久間ほのか「会津のお宿 花あかり」▽田部雄己「神明秘密基地 さざえ道」【県立勿来工業高校】▽岩崎雄一郎「Cоmmunity Hоuse」▽大城戸龍「自然一体化ホテル」▽下山田敦司「いわきブラックホール」【県立喜多方桐桜高校】▽田部光祥「家族と一緒に風景を楽しめる家」▽長谷川雄飛「家族全員が運動できる家」▽星伸明「趣味広がる家」
※表彰式の出席者


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