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2017.03.01
復旧・復興相双連絡協/配置技術者不足が課題/発注時期などで意見交換
県建設工事復旧・復興相双地区連絡協議会は27日、南相馬市の県合同庁舎で15回目の会議を開き、入札不調対策や管内の資材供給状況について意見を交換した。
受注者代表、県・管内市町村担当者ら約40人が出席。会長の浦山悦雄相双建設事務所長が「震災から6年目となるが、相双地区はいまだに厳しい状況が続いている。避難している町村の帰還に向けインフラ整備は重要であり、引き続き取り組んでいきたい」とあいさつした。
事務局が入札不調の状況について、昨年12月末時点で県平均の11・4%に対し相双管内は14・5%と高く、内訳でみると設計金額5000万円未満の工事が全体の75%占めている現状を報告。受注者代表からは原因として「配置技術者の不足」が挙げられたことから、発注時期などについて意見を交換した。
資材の需給については相馬方部で生コン・砕石・捨石とも安定しているとの見方が示されたが、生コンに関しては「小口ユーザーへの供給が課題」との指摘が出された。双葉方部は「おおむね安定」としながらも、生コンに関しては中間貯蔵施設や電力関連などの工事進捗によっては「ひっ迫の可能性がある」と分析。砕石・捨石に関しては「ひっ迫しているが管外からの調達ルートで確保している状態」で今後の動向を注視していくことを申し合わせた。
受注者代表、県・管内市町村担当者ら約40人が出席。会長の浦山悦雄相双建設事務所長が「震災から6年目となるが、相双地区はいまだに厳しい状況が続いている。避難している町村の帰還に向けインフラ整備は重要であり、引き続き取り組んでいきたい」とあいさつした。
事務局が入札不調の状況について、昨年12月末時点で県平均の11・4%に対し相双管内は14・5%と高く、内訳でみると設計金額5000万円未満の工事が全体の75%占めている現状を報告。受注者代表からは原因として「配置技術者の不足」が挙げられたことから、発注時期などについて意見を交換した。
資材の需給については相馬方部で生コン・砕石・捨石とも安定しているとの見方が示されたが、生コンに関しては「小口ユーザーへの供給が課題」との指摘が出された。双葉方部は「おおむね安定」としながらも、生コンに関しては中間貯蔵施設や電力関連などの工事進捗によっては「ひっ迫の可能性がある」と分析。砕石・捨石に関しては「ひっ迫しているが管外からの調達ルートで確保している状態」で今後の動向を注視していくことを申し合わせた。
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