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2017.03.24

施工者に感謝状/郡山市/古川ポンプ場増設竣工

郡山市が阿武隈川沿い市街地の内水被害軽減を目的に整備を進めていた古川ポンプ場増設工事が完了し22日、市内古川地内の現地で竣工式が行われた。
根本匠衆議院議員、今村剛司市議会議長、23年9月の浸水で被害調査に協力した日本大学工学部の出村克宣学部長ら来賓・関係者合わせて約30人が出席した。品川萬里市長が「阿武隈川の水位上昇による内水被害が軽減される。市内すべて水害ゼロのまちづくりを目指す」とあいさつ。山本晃史市下水道部長が工事概要を説明し、今村市議会議長、根本衆議院議員が祝辞を述べた。
品川市長、根本衆議院議員、宗像金三芳賀地域自治連合会長や地元町内会長らが排水ポンプの始動ボタンを押して増設工事の完成を祝った。
式典に先立ち、施設内ポンプ室で竣工引渡式が行われ、施工者を代表して、隂山正弘隂山建設社長が品川市長に施設の鍵などを渡した。品川市長が施工各社に感謝状を贈り「平成23年の浸水発生時の職員と施工者の対応に感謝したい。今後も培った技術と経験を生かし、水害対策に力を発揮してほしい」と謝辞を述べた。
同ポンプ場は、JR東北線東側で阿武隈川左岸の古川地区、昭和2丁目地区などの内水被害軽減を図るための強制排水施設で6年度に2台、翌年度に1台追加し3台で供用を開始。今回、雨水幹線の延伸や23年9月の15号台風被害を受けて2台増設した。排水能力は1分間に1360立方㍍と1・6倍にアップ、25㍍プール4~5杯分の排水が可能となり、雨水被害の軽減が図られるものと期待されている。


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