福島建設工業新聞社

県立テクノアカデミー郡山(岡部隆校長)は7日、郡山市の同校で29年度入学式を行い、3科計66人が入学した。生徒や来賓、父兄など約200人が出席した。
建築科19人、精密機械工学科19人、組込技術工学科28人が入学を許可された。新入生を代表して建築科の會田奈々さんが「これからの産業界を担うという自覚を持ち、地域社会に貢献できる技術者を目指して努力したい」と宣誓した。
岡部校長が「皆の若さと無限の可能性が活力ある福島の力となる。臆することなくチャレンジし、大きく成長してほしい」と式辞を述べた。新関勝造県商工労働部再生エネルギー産業推進監兼次長が「本校は次代を担う人材育成の拠点として、技術革新に的確に対応できる人材を育成してきた。恵まれた教育環境の中で、福島の創生を担う産業人として成長することを願っている」と激励した。
在校生を代表して、組込技術工学科2年の菅野大地さんが「皆さんの未来は無限に広がっている。学校生活で確かな技術と感性を身に付け、社会人として最高のスタートを切ることができるよう願っている」と述べ、新入生を歓迎した。