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2017.04.14

県建設業協会/実践的スキル習得へ/新入社員108人合同研修

県建設業協会(小野利廣会長)は13日、郡山市のビッグパレットふくしまで29年度建設業新入社員合同研修会を開いた。会員企業52社に入社した108人が参加し、社会基盤整備の担い手として歩み出した。
合同研修会は若手入職者の定着促進を目的に、3年度から開催しており、参加者は4年連続で100人超となった。今年度の内訳は新卒98人、中途採用10人で、うち女性が12人を占めた。支部別では県北26人、いわき20人、郡山13人、若松12人、県南9人、二本松・宮下各7人・相馬・双葉各4人、須賀川と石川・田島各2人。
鈴木武男専務理事が「地域建設産業の現状と若年入職者への期待」と題して講話し、「建設業を選んでくれたことに感謝する。困難もあるだろうが、実績を積むことが成長の証となる。共に建設業を盛り上げていこう」と激励。建設業の実情や役割、仕事上での心構えを述べた。
雨間けい子篤志館社長が「実践~会社・自分の好感度を高めるビジネスマナー研修~」として「仕事のできる人は縁を大事にしている。人間関係の入り口になる自己紹介は重要だ」と述べ、自己紹介の目的や方法、コミュニケーション能力向上の手法やビジネスマナーなどについて説明した。
同協会では、短期間での新入社員のスキル定着を図るため、今年度はより実践的なスキル習得を目指して、6月にビジネスマナーの復習と建設業の基礎知識、9月ごろに実践的実習を内容とする研修の開催を予定している。


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