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2017.06.07

TETSU―1GRANDPRIX/本県代表に三本菅さん(白沢鉄筋)/11月に幕張メッセで開催

県鉄筋業協同組合(平山勲理事長)と同組合青年部(五十嵐弘伸部会長)は4日、郡山市田村町の伊藤製鐵所郡山工場で、TETSU―1・GRANDPRIX「第2回全国鉄筋技能大会」の本県予選会を開いた。組合加盟の4事業所から4人の若手鉄筋技能士が競技に臨み、日ごろ鍛えた腕を競った結果、三本菅裕二さん(白沢鉄筋工業・本宮市)が優勝し、本県代表に選ばれた。三本菅さんは11月25日に千葉県の幕張メッセで開催される全国大会に出場する。
同大会は、全国鉄筋工事業協会(全鉄筋)の主催で、協会50周年を記念して27年度にスタート。若手鉄筋技能士の技能やモチベーション向上、鉄筋工事業のPRなどを目的に隔年で開催している。出場資格は45歳以下、鉄筋施工1級組立技能士の資格を取得後、2年以上の実務経験を有する者に限定している。
予選会には三本菅さん、塚目幸一さん(相模鉄筋工業・郡山市)、小椋智さん(下郷鉄筋・下郷町)、宇津木裕希さん(宇内鉄筋工業・会津坂下町)の4人が出場した。
開会式では、平山理事長が「スピードと正確性、出来栄えがカギになる。日ごろの成果を十分に発揮し、全国大会でも優勝を目指してほしい」と選手を激励。宇内一広副理事長も「選手のみなさんは各社から選ばれたエリート。緊張せずに力を発揮して全国大会出場を」とエールを送った。
競技は、国家技能検定鉄筋組立1級問題に、はら筋1段を追加したRC造基礎躯体の製作作業。作業は1時間20分を基本に、作業時間と平行および直角精度、仕上がりなどを採点し、優勝は三本菅さん、準優勝に塚目さんが選ばれた。
2年前の第1回大会には三本菅さんと同じ白沢鉄筋工業所属の武田正広さんが出場。惜しくも入賞を逃した。同社からは2大会連続出場となり好成績が期待されている。


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