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2017.08.02

国道118号中野・須賀川線/通学路の安全確保など7項目要望

国道118号、県道中野・須賀川線整備促進期成同盟会(会長=橋本克也須賀川市長)は31日、県中と会津を結ぶ2路線7地区の整備促進を県に要望した。内堀知事は国道118号の鳳坂トンネル、小沼崎バイパスの整備を着実に進め、地域の安全確保と活性化につなげるとともに、関係市町村と一致団結して道路整備の財源確保に努める考えを示した。
同会は須賀川市、郡山市、下郷町、鏡石町、天栄村の5市町村で構成。橋本市長、星學下郷町長、遠藤栄作鏡石町長らが県庁を訪れ、内堀知事と県土木部、県議会に対して要望活動を行った。
橋本市長らは、松塚バイパスの開通、鳳坂トンネルの着工など国道118号(須賀川~下郷間)の整備は着実に進んでいるものの、狭あい・屈曲個所が多く幹線道路としての機能が十分ではないとして、①鳳坂峠のトンネル化の整備促進②須賀川市江花地内の歩道整備促進③小沼崎バイパスの整備促進④須賀川市横田地内の歩道整備の早期実現⑤鳳坂峠牧之内地内ほかの整備早期実現―を要望。
会津地域と福島空港等を最短で結ぶ中野・須賀川線は、狭あいな須賀川市岩瀬~郡山市湖南町中野間の道路改良と、中学校の通学路となっている須賀川市吉美根地内の交通安全施設整備のそれぞれ早期実現を求めた。国道118号の須賀川市江花地内と中野・須賀川線の同市吉美根地内については、タブレットを用いて動画で歩道がない現状の危険性を伝えた。
土木部への要望に対して大河原聡部長は、今年度に小沼崎バイパスの下郷大橋上部工と仮称・田代トンネルに着工する方針を説明。中野・須賀川線の岩瀬~中野間は国道294号、県道郡山湖南線の整備状況を見ながら対策を検討し、通学路の安全確保については路肩拡幅を含め必要な対策を行うものとした。


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