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2017.08.18

福島で描く夢テーマに高校生が意見交わす/ハイスクール世界サミット

「未来のまちづくり・みちづくりフォーラム」実行委員会(事務局=NPOハッピーロードネット)が主催するフォーラム「ハイスクール世界サミットin福島」が10日、広野町中央体育館で開かれ、全国26校・63人の高校生が参加。「福島で描く私たちの夢」をテーマに意見交換を行った。東北専門新聞連盟などが後援。
初めに安倍晋三総理がビデオレターを寄せ「これから始まる本格復興の主役は若い皆さんの力だ。自由な発想がきっとこの地域の力になる」とエールを送った。
続いて、西本由美子実行委員長が「サミットは今回が最後になるが、先輩たちがここで話した多くのことが形になり、実現してきている。心に思っているだけでは何も変わらない。夢があって希望があるときは、言葉に出して仲間に伝えてほしい」とあいさつ。名誉顧問の安倍昭恵首相夫人が「一歩進めば何かが生まれる。皆さんも、自分は必ずできると信じて前に進んでほしい」と期待を示した。
来賓を代表して森山誠二国土交通省道路局環境安全課長、畠利行副知事、清水敏男いわき市長、遠藤智広野町長があいさつを述べた後、8・9日に「風評被害を越える福島のブランディング」「新しい魅力の発見から創造する浜通りの次世代ツーリズム」の2テーマで行ったワークショップの成果を発表した。
フロアディスカッションでは福迫昌之東日本国際大学副学長がファシリテーターを務め、西本委員長、安倍首相夫人、森山課長、松本真由美東京大学教養学部客員准教授、谷本都栄帝京大学沖永総合研究所助教が参加。「福島で描く私たちの夢」をテーマに高校生と意見を交換した。


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