福島建設工業新聞社

今年度技能検定の建築板金(ダクト板金作業)実技試験‌​が24日、福島市のポリテクセンター福島で行われ、1級に8人、2級に4人が技能士合格を目指して課題に挑んだ。
県ダクト工事業協同組合(佐戸川政実理事長)が協力。佐戸川ダクト鈑金工業所、移川鋼板工業所、渡辺ダクト工業、伸和の4社から検定員4人を派遣した。
試験課題は溶融亜鉛めっき鋼板を加工し指定の形状に組み上げる作業で、試験時間は3時間半。2級は長方形のエルボ、1級は90度のひねりを加えた長方形のエルボを製作する。検定員が見守る中、受験者は日ごろの訓練や実務の成果を発揮し、手際よく加工を行った。
9月3日に郡山市の郡山ユラックス熱海で行われる学科試験を経て、同29日に合格者が発表される。