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2017.10.04

ものづくりの魅力体験/親子連れら1.1万人が来場/郡山でフェア

ものづくりの魅力に触れる体験型イベント「ものづくりふれあいフェア2017」は9月30日と、1日の両日、郡山市のビッグパレットふくしまで開かれ、延べ約1万1000人が来場してものづくりの楽しさに触れた。県技能振興コーナー(職業能力開発協会)の主催。福島労働局と県、県教育委員会、郡山市、県技能士会連合会、県名工会、全技連マイスター福島会などの後援。
若年者の技能離れが進む中で、ものづくり体験や実演、名工の作品展示などを通じて、ものづくりを通した人づくりの大切さを伝え、若い世代に技能の道を目指す志を持ってもらおうと例年開いている。
開会セレモニーでは福井邦顕県職業能力開発協会長が「職人の高齢化や若者の技能離れが進む中、先人たちの技の継承は大きな課題。卓越した技の展示やものづくり体験を通して、子どもたちにものづくりの魅力・楽しさを体験してもらい、ものづくりへの機運を高めていきたい」とあいさつ。飯塚俊二県商工労働部長、濱田守郡山市政策開発部長が祝辞を述べ、福井会長、飯塚部長、濱田部長、折笠久夫県技能士会連合会長、菊地芳夫県名工会長、宗像正全技連マイスター福島会長がテープカットした。
フェアでは、県内の職能、技能士団体など16団体や、ポリテクセンター、県立テクノアカデミー3校、郡山高等職業能力開発校、増子建築職業能力開発校などがコーナーを設け、各団体由来の製作体験で親子連れらが指導を受けながらものづくりに親しんだ。
ものづくり実演では、家族連れが足を止めて作業に見入っていたほか、ものづくり体験では親子が一緒に一つの作品に取り組んだり、作業する子どもの姿を写真に納めたりするなど、ものづくりを通した家族の交流の姿も随所で見受けられた。


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