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2017.10.12

メンテナンス 技術者育成協/説明会に200人以上/ME養成講座基礎コース

ふくしまインフラメンテナンス技術者育成協議会は、11月末から12月にかけて開催するME養成講座「ふくしまME基礎コース」の説明会を、県内4会場で開いた。参加は任意で市町村2人、民間企業1人までの参加人数制限も設けたが、計200人以上が詰め掛け、県独自の認定制度創設も視野に入れる新たな取り組みへの注目の高さがうかがわれた。
講座は、社会インフラ全般の各種点検やメンテナンスに精通し、社会インフラマネジメントの中核を担う維持管理・更新分野の技術者を育成するために産官学が連携して立ち上げた協議会が、今回初めて開催する。
プログラムは「ふくしまME基礎コース」「ふくしまMEコース」の2種類。今年度は構造物、維持管理の基礎と、基本的な診断が可能な知識を習得できる基礎コースを、11月24日~12月22日の毎週金曜日と同23日(認定試験)の計6日間、郡山市の日本大学工学部で開く。社会インフラ関連業務等の実務経験(2年以上)がある官公庁、民間建設関連の土木技術者が対象で、定員100人。20日まで申し込みを受け付ける。詳細は協議会HP参照。
説明会は2日のいわき方部を皮切りに、4日に郡山、5日に福島、10日に会津方部で開いた。
福島市のコラッセふくしまで開いた福島方部の説明会には61人が出席。玉川善徳県土木部土木企画課防災担当主幹が、建設から40年以上経過している道路施設が半数を超える県内の社会インフラの状況や、協議会が目指す維持管理技術者の育成レベルなど、慶徳庄斎協議会事務局次長が募集要項の留意点等を説明した。
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