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2017.11.01

八木沼君(木材加工)ら優勝/高校生ものづくりコンテスト

県高校生ものづくりコンテスト2017は26、27日の2日間、県立郡山北工業高校と県立テクノアカデミー郡山を会場に開かれた。建設関係では、木材加工部門で八木沼樹君(県立福島工業高校2年)、測量部門は県立平工業高校チーム、電気工事部門は齋藤泰地君(県立会津工業高校1年)が優勝し、来年8月に青森県八戸市で開かれる東北大会出場を決めた。県高等学校教育研究会工業部会、県高等学校工業クラブ連盟の主催、県教育委員会、県職業能力開発協会の後援。
生徒たちの、ものづくりに対する関心や意欲を喚起し、技能の向上とものづくりを担う人材育成の強化などが目的。東北大会の予選も兼ねており、東北大会の上位者は全国大会に出場できる。今年も電気工事部門でユアテック施工センター、木材加工部門で増子建築工業、三浦工匠店らが審査委員派遣などで協力した。
競技に先立ち、関係者約90人が出席し、同校大会議室で開会式を行った。同工業部会長の松本明倫県立福島工業高校校長が「みなさんはふくしまを支える優秀な人材ばかりで、たくましさや頼もしさも伝わってくる。練習で培った技術を出し切ってください」とあいさつ。来賓の阿部武彦県教育庁参事兼高校教育課長が「ふくしまのモノづくりを支えるには君たちの力が必要。第一線の職業人として将来の活躍を期待しています」と祝辞を述べた。県立郡山北工業高校の根本雛さんが選手宣誓した。
競技は「旋盤作業」「電気工事」「電子回路組立」「化学分析」「木材加工」「測量」の6部門で、県立高校12校の1・2年生78人が出場し、旋盤作業はテクノアカデミー郡山で、残る5部門は郡山北工業高校で行った。
木材加工は「小屋組み」、測量は「五角形トラバースと計算」、電気工事は「電気回路の組み立て」が課題で、生徒たちは上位入賞を目指して、実習や授業などで日ごろ培った技術を競い合った。
建設関係の入賞者は次の通り。
◆電気工事▽第1位=齋藤泰地(会津工業高校)▽第2位=遠藤裕也(平工業高校2年)▽第3位=浦山望(郡山北工業高校2年)◆木材加工▽第1位=八木沼樹(福島工業高校)▽第2位=歌川基美(同)▽第3位=浦住諒(同)◆測量▽第1位=平工業高校(岩崎翔也2年・菅野慎一郎2年・松田拓也1年・松田朋也1年)▽第2位=喜多方桐桜高校(穴澤瑳耶2年・福地美南2年・渡部のどか2年)▽第3位=二本松工業高校(佐藤光2年・高橋仁2年・矢吹真人2年)


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