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2017.11.13

県南電協青年部/郡山北工高生と交流会/電気設備工事の魅力伝える

県南電気工事協同組合青年部(橋本敏部長)は9日、県立郡山北工業高校電気科生徒と交流セミナーを開いた。グループディスカッションや配線工事の実技指導、高所作業車の試乗体験などを通して、電気設備工事の面白さや魅力をアピールした。県電気工事工業組合青年部(同会長)の共催。
両青年部の人材確保育成事業の一環で、昨年に続いて2回目。住民の生活を支える電気工事の役割や仕事の内容について理解を深めてもらうとともに、業界への若手技術者の入職促進などが目的。電気科2年生40人と同組合のほか会津、福島、白河、いわき、相双各組合青年部員24人が参加し、電気機器科目1時間と実習科目4時間の合わせて5時間の授業を利用した。
セミナー開始式で、橋本部長が「電気工事も日々進化し、新しい力、皆さんの能力を必要としている。授業で培った知識と技術を生かせる職業を選択してください」とあいさつした。
セミナーは2部構成で行った。1部では「電気工事の魅力―プロフェッショナルな技と仕事」と題したPR用のDVDを鑑賞し、同組合青年部員の加藤和彦さん(郡山電機製作所)が電気工事業について講話した。
今回初めてグループディスカッションを行った。「社会人になること」「建設業のイメージ」「電気工事のイメージープロフェッショナルになること」「将来の社会―AI、電気自動車など未来の生活」「自分の未来」をテーマに、青年部員が進行役を務めて意見交換した。部員たちは自身の経験談を織り交ぜながら、仕事の中身や社会人として必要な知識とマナー、コミュニケーション能力の大切さなどを説いた。
電気工事のイメージについて生徒たちは「配線が複雑で器用さが必要」「ミスを起こしたら大事故につながる」など現実的な意見から「学校で習った知識を生かせる仕事」「休日や昼夜を問わない大変な仕事だが、生活に必要な大切な仕事」「先輩たちの話を聞けて、進路選択で非常に参考になった」などと感想を述べた。
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