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2017.12.20

戸渡トンネルが貫通/国道399号/復興の礎、早期完成へ全力

県がふくしま復興再生道路として整備を進めている国道399号戸渡工区・戸渡トンネル(仮称)の貫通式は18日、いわき市小川町上小川字下戸渡地内の現地で行われた。 戸渡トンネル(768㍍)は、国道399号線BP化の戸渡2工区・総延長1・2㌔のうち、いわき市小川町上小川地内から川内村下川内地内に建設する。土中に花崗岩などを多く含み重機による掘削が困難なため、、ダイナマイトを用いた発破工法が採用された。
施工は福浜大一建設・堀江工業・加地和組特定JV。
戸渡2工区は23年度に事業着手し、30年代前半までの完成を目指す。
貫通式には、安田博道いわき建設事務所長、鈴木典弘いわき市副市長、遠藤雄幸川内村長、佐藤毅福浜大一建設社長、長谷川浩一堀江工業社長、川和玄央加地和組社長や地元住民など約60人が出席した。安田所長が「無事、トンネルの貫通を迎えられたことに感謝したい。引き続き、復興の礎となる社会基盤整備を推進していく」とあいさつ。施工者を代表して佐藤社長が「厳しい条件の中、無事貫通した。発注者と施工者が協力し合い、無事故無災害で工事を完成させる」と謝辞を述べた。
貫通後、通り初めを行った。安田所長や鈴木副市長、遠藤村長、佐藤社長、長谷川社長、川和社長らが鏡割りし、貫通を祝った。


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