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2017.12.27

県土木施工 管理技士会/ICTへの理解深める/国、県の取り組みを研修

県土木施工管理技士会(長谷川浩一会長)は22日、福島市の県建設センターで、建設業をめぐる最近の動向に関する講習会‌=写真=​を開き、東北地方整備局と県のICTの取り組みなどについて研修した。
東北建設業協会連合会、東北土木施工管理技士会連合会との共催で、技術者ら約40人が出席した。鈴木武男県土木施工管理技士会専務理事が「建設業の働き方改革、生産性向上に欠かせないICTの普及にしっかり取り組んでいく。最新の情報を共有したい」とあいさつした。
東北地方整備局企画部技術管理課の片野正章建設専門官が、ⅰ―Constructionと週休2日の取り組みについて講演した。
国土交通省は①ICTの全面的な活用(ICT土工)②全体最適の導入(コンクリート工の規格の標準化等)③施工時期の平準化―をⅰ―Constructionのトップランナー施策に位置付け、今年度はこれらを拡大・推進するとともに、ICT工種の拡大、CIMの導入(全プロセスへの拡大)などにも新規で取り組んでいる。
片野専門官は、東北地整のICT土工・舗装工の流れと発注方式・基準等を説明。国交省が整備した「機械式鉄筋定着工法」「現場打ちコンクリート構造物に適用する機械式鉄筋継手工法」「流動性を高めた現場打ちコンクリート活用」の各ガイドラインのポイントも解説した。


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