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2018.01.12

技能検定/実技試験へ準備講習会/県型枠工事業協 合格率向上へ講師増員

県型枠工事業協会(七海力夫会長)は8日、福島市飯野町の安部建業で、2月に行われる今年度技能検定試験(型枠施工)の実技試験に向けた準備講習会を開いた。参加者は検定合格と職能スキルの向上を目指し、熱心に課題に取り組んだ。
技能検定試験受験者を対象に、同協会が毎年行っている。今回はさらなる合格率の向上へ向け、会員企業から講師を増員し、指導体制を強化した。15人の参加者は数人1組でフーチング(基礎底盤部)の型枠を製作。制限時間の5時間内で図面作成、素材の切り出し等を行い、部品を組み上げて課題を完成させた。作成後には講師らによる講評を行い、改善点や修正点などを確認した。
唯一の女性参加者となった加藤工業(郡山市)の石井しのぶさんは「昨年の受験では課題を組み上げるだけで精いっぱいだった。今年は製作スピードを上げつつ、精度を向上させたい」と試験に向け抱負を述べた。
指導員、講師として参加した協会員は古川友浩(古川建築)、菅野喜博(ヤマキ工務店)、安部義一(安部建業)、鈴木善夫(岡工務店)の各氏。


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