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2018.03.13

相馬福島道路/相馬玉野IC~霊山IC間が開通/安倍総理出席で式典

復興支援道路・相馬福島道路(東北中央自動車道)の相馬玉野IC~霊山IC間が10日開通した。開通式では安倍総理、石井啓一国土交通大臣、吉野正芳復興大臣、内堀知事らがテープカットし、本県復興と地域活性化を支える高規格幹線道路の供用区間延伸を祝った。
安倍総理と石井大臣は復興・創生期間内、32年度までの全線開通を目指して、引き続き全力で整備を進める考えを表明。安倍総理は「東京オリンピック・パラリンピックで世界中の皆さんに使ってもらい、復興した福島の姿を体感してもらいたい」と述べ、石井大臣は軟弱地盤区間の一部用地が未取得の仮称・福島保原IC~仮称・国道4号IC間について「用地買収、工事を着実に進め、早期に開通見通しを示す」と話した。
伊達市霊山町下小国地内の霊山IC付近で行われた開通式は、東北地方整備局、県、伊達・相馬市の共催。沿線自治体の首長、議会・商工関係者、地元住民など360人が出席した。
石井大臣が「安全安心な走行環境が確保されるとともに、沿岸部と内陸部の連携強化により、広域的な観光交流の拡大、産業の活性化も期待される。復興を支え、地域の発展につながると確信している」とあいさつ。内堀知事は「供用区間の延伸は被災地だけでなく、県全体の振興を力強くけん引するもの」、須田博行伊達市長は「産業振興、地域活性化に全力で取り組む」と相馬福島道路の整備効果に期待した。
来賓の金子恵美、亀岡偉民両衆議院議員、増子輝彦、森まさこ、佐藤信秋各参議院議員が祝辞を述べた後、伊達市立石田小学校6年の粟谷しずねさん、立谷秀清相馬市長があいさつした。テープカット、くす玉開披で開通を祝った後、来賓らが車でパレードした。


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