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2018.05.28

11チームが技能競う/クレーン運転・玉掛け/郡山で第49回全国大会

ボイラ・クレーン安全協会(前田豊会長)は25日、郡山市喜久田町の同協会福島事務所で、第49回クレーン運転および玉掛け技能競技全国大会を開いた。本県4チームを含む全11チーム33人が技能を競った。厚生労働省の後援。
開会式には、森戸和美福島労働局長らが出席。前回優勝のジャパン・マリン・ユナイテッド横浜事業所磯子工場から優勝旗が返還され、前田会長が「事務所の期待を背負いプレッシャーもあるだろうが、冷静に日ごろ培った技能を発揮してください」とあいさつ。森戸局長が「レベルの高い白熱した大会となることを期待しています」とエールを送った。芦野工業(山形県)の加藤誠さんが選手宣誓した。
競技は、1チーム3人で無線操作方式天井クレーン(吊り上げ荷重5・07㌧)を使用。課題は①質量目測、玉掛け用ワイヤロープの選定および重心位置の測定②玉掛けおよび合図③クレーン運転―で合計得点により順位を決める。
「質量目測、玉掛け」では、展示物の重量目測およびワイヤロープ選定と「荷」の重心位置の算定。「玉掛けおよび合図」は用具点検と安全作業の基本動作、「クレーン運転」では運転技術の優劣と安全運転の基本などをポイントに審査で上位3チームを表彰する。成績発表は6月15日、表彰式を同25日に東京都内で行う。


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