福島建設工業新聞社

県畳工業組合郡山支部(本田宗浩支部長)は16日、地域貢献活動の一環として郡山市日和田町の郡山市社会福祉事業団・緑豊園で、施設内更衣室の畳の表替え奉仕作業を実施した。
本田支部長ら5人がボランティア活動に参加し、同日早朝に1階の男女各更衣室から畳(合計10畳分)を搬出。参加組合員が各社に持ち帰り、畳の表替えを行った後、イ草の香りあふれる奇麗な畳表の10畳を正午ごろに更衣室に搬入して敷き直した。
本田支部長は「地域貢献へ20年近く続けている奉仕活動。畳離れの昨今、新しい畳の感覚に触れ、畳に興味を持ってもらい、畳の普及・拡大にもつなげていきたい」と述べた。
緑豊園の佐久間徳夫園長は「10年ほど前にも表替えの奉仕作業をしていただき、大変感謝している。更衣室は施設利用者が必ず使う部屋で、新しい畳の匂い、感触などを感じることもでき本当にうれしく思う」と謝意を表した。
今回参加した同支部組合員は、本田興業、高橋畳店、笠間工業、創成。