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2018.09.05

災害時の防災体制確認/田村市で県総合訓練

30年度県総合防災訓練は2日、田村市運動公園で行われ、各種団体の連携や地域防災体制の確認と住民の防災意識の高揚を図った。県、田村市、郡山地方広域消防組合本部の主催。
116の関連団体や地域住民約1300人が参加。訓練は、福島県沖を震源とするマグニチュード7・0の地震や台風による河川の氾濫、土砂崩れ等を想定し、インフラの応急復旧訓練や大規模土砂災害からの救出訓練などを行った。国民保護想定訓練(BC災害対応訓練)、原子力防災住民避難訓練も併せて実施した。
田村市管工事組合は、地震等により破損した水道管の復旧作業訓練を行い、組合員らは素早く漏水個所にカバーを取り付け、安全を確認した。日本下水道管路管理業協会は、自走式の管内検査カメラを展示し、管内の損傷点検の様子などを紹介した。
県浄化槽協会は、マンホールトイレや災害用トイレ、浄水器などを展示した。県建設業協会はこれまでの災害復旧や除雪活動などを紹介。パネル展示やパンフレットを配布し、取り組みをPRした。田村市、三春土木事務所、東北地方整備局郡山国道事務所などは、現地災害対策本部の設置運営やリエゾン派遣訓練を行った。


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