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2018.12.27

児童ら招き現場見学会/ダイリ建設

郡山市が整備を進めている守山金沢線橋梁整備(上部工=仮称・小性町歩道橋)の工事現場で24日、郡山市立守山小学校児童や地域住民らを招いた現場見学会が開かれた。児童らは見学会を主催、工事を担当するダイリ建設の社員らの説明や案内、誘導を受けながら、2月完成予定の歩道橋を渡ったほか、重機や測量機器等に接するなど、普段は入ることのできない工事現場での貴重な実体験を通して、建設業のやりがい・役割等について理解を深めた。
同小児童や地域住民ら約50人が参加。同社の渡邉浩章社長が「完成間近の現場に入る機会を貴重な経験としてもらうとともに、建設業への理解を深め将来、建設業へ興味を持って従事してくれる人がいてくれたら、それに勝る幸せは無い思いです。」とあいさつした。
郡山市建設交通部道路建設課の橋本義広環状道路係長は「施工者のものづくりの現場を見てもらいたいとの気持ちから実現した見学会。貴重な機会を体感してほしい」と述べた。監督員である同課の安田弘幹線道路係技師が工事内容を説明し、「地図に残る私たちの仕事を見て体験してほしい」と児童らに呼び掛けた。
現場見学では、完成間近の歩道橋を同社社員らの誘導を受けながら通行。児童らは橋上などで渡邉社長らの説明に聞き入り、通学時の安全・安心に寄与する同工事と建設業への理解を深めた。
重機運転体験コーナーも設け、児童らはバックホウや高所作業車に同社社員の補助を得て試乗。測量機器の操作も体験するなど、通常は入ることのできない工事現場で、笑顔を見せながら建設業の仕事を体感した。
同歩道橋(上部工形式=ポステンション方式PC単純バルブT桁橋)は、黒石川に架かる小性町橋の隣に延長28㍍で整備を進めている。今月12日時点での工事進捗率は87%。工期31年2月5日。郡山市田村町守山地内。


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