福島建設工業新聞社

県電気工事工業組合青年部(橋本敏会長)は28日、県立平工業高校電気工学科生徒と学生交流セミナーを開いた。いわき地区電気工事協同組合が共催。次代を担う若い人材の確保、育成へ向けた取り組み。同高校での開催は初めてで、1年生50人と青年部員ら27人が参加した。
橋本会長が「後継者が不足している。電気工事業への理解と興味を持ってもらい一人でも多く入職してほしい」とあいさつ。鈴木勝二青年部いわき支部長が「電気工事のいろいろな分野を体験し、興味を持ってもらいたい。社会人への不安や興味についても意見交換したい」と呼び掛けた。
「電気工事の魅力」と題したDVDを鑑賞したほか①ケーブル皮むき端子上げ②メーターとブレーカーの接続③高所作業車体験④露出配管通線の実習を行った。12班に分かれてグループディスカッションを行い、電気工事業界の現状や社会人への不安などについて意見を交わした。