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2019.02.13

震災・原子力災害復興のシンボルが起工

東日本大震災・原子力災害アーカイブ拠点施設の起工式・安全祈願祭は9日、双葉町中野地内の建設地で行われ、関係者約100人が出席して工事の安全を祈った。
複合災害を後世に伝承するため、記録や教訓を展示・収蔵するエリアをはじめ、研修スペースや管理・研究エリアを整備。敷地西側に駐車場、東側に広場を設け、隣接して整備計画が進む復興祈念公園や双葉町産業交流施設と連携させたゾーンを形成する。
RC+S造一部3階建て延べ5256・56平方㍍。設計は惟建築計画。建築主体を荒牧建設・松本建設工業JV、電気設備を青田電気商会、機械設備をエヌエス工業、展示等製作をトータルメディア開発研究所が担当する。2020年夏ごろの開所を予定。東京五輪に伴うインバウンド効果との相乗を図る。
式典では渡部和生惟建築計画主宰、鈴木正晃副知事、浜田昌良復興副大臣、吉田栄光県議会議長、伊澤史朗双葉町長、佐々木清一双葉町議会議長、施工者を代表して荒牧幸雄荒牧建設社長がクワ入れを行った。吉野正芳、金子恵美両衆議院議員、増子輝彦参議院議員らが玉ぐしをささげて工事の安全を祈った。


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