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2019.02.26

吾妻山噴火想定しロボット操作訓練/福島河川国道

東北地方整備局福島河川国道事務所は22日、福島市の吾妻山火山防災センターで吾妻山火山噴火を想定した総合防災講習会を開いた。噴火警戒レベル2が継続する中で、不測の事態に備えて実施した。
県建設業協会県北支部、県測量設計業協会県北支部との共催。約100人が参加し、座学による講習のほか県内で初となる遠隔操縦人型ロボット操作訓練も行った。小浪尊宏福島河川国道事務所長は「内容を理解し緊急時に備えてほしい」とあいさつした。
火山砂防と無人化施工に関する話題や、吾妻山の活動状況、吾妻山火山噴火緊急減災対策砂防計画、UAVを用いた3次元計測概要などをテーマとした講演が行われた。
屋外会場ではカナモトが開発した遠隔操縦人型ロボット(KANAROBO)の操作訓練を実施。技術者・オペレーターが指導を受け、建機の振動がフィードバックされるコクピット型操縦装置の運転や、リモコンを使用しての遠隔操作などリアルな操縦性能を体験した。


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