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2019.04.12

社会人の心構え学ぶ/県建協合同研修会

県建設業協会(小野利廣会長)は10日、郡山市のビッグパレットふくしまで2019年度第1回建設業新入社員合同研修会を開いた。会員企業43社に今春入社した89人が参加し、建設業の社会的使命や基礎的なビジネスマナーなどの理解を深めるとともに、参加者同士のコミュニケーションも図った。
今回は男性83人、女性6人が参加。採用内訳は新卒86人、中途3人(建設業1人、建設業以外2人)。年代別では10代が56人、20代が33人。
同協会の髙木明義理事兼相談役が「職業人としての心構え」と題して講話。建設業の役割や社会的使命、マズローの欲求5段階説に基づいた個人の持つ欲求などを説明したほか、「建設業は日本経済を下支えしている基幹産業。業界を見る一般の目も変わってきた。新3Kと呼ばれる時代でもあるが、危険を伴う業種ではあり、まずは自分を大切に守ってほしい。皆さんの若い柔軟な頭と体で、業界をけん引してほしい」とエールを送り、「研修会に送り出してくれた所属各社に感謝の気持ちを持とう」と述べた。
第2部ではキャリアコンサルタント・コーチングトレーナーで篤志館代表取締役の雨間けい子氏が「実践~会社・自分の好感度を高めるビジネスマナー」をテーマに講義。参加者は、自分を印象付ける自己紹介方法や名刺交換など社会人としての基本マナー、報連相の必要性、職場のコミュニケーション等について実技を交えながら学んだ。
次回は6月19日(会場=ビッグパレットふくしま)に建設業の基礎知識とコミュニケーション演習等、第3回は10月にコミュニケーション演習等(グループワークなど)を行う予定。
合同研修会は、社会人としての基礎知識習得とスキルアップを図ることで、入職者の定着率向上と会員企業の育成負担の軽減、入職後の安心感醸成などを目的に1991年度から開いており、2017年度からは研修内容を充実させるために年3回開いている。
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